(※この記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は各HPをご確認ください)
遠出しずらい日々が続きましたが、2022年GWに一人旅をしてきました。
場所は石川県金沢市。
金沢はバスと徒歩で移動できるので一人旅に快適でした。
- スケジュールと概要
- 出発
- 金沢着
- 金沢にはこんなサービスがあります
- OWSONに行く
- 柳宗理記念デザイン研究所
- 金沢蓄音器館
- お昼ご飯に8番ラーメン
- 妙立寺(みょうりゅうじ)
- 神社仏閣カード
- 宝勝寺カフェ
- 西茶屋街
- 兼六園
- ホテルパシフィック金沢に宿泊
スケジュールと概要
1日目
2日目
※思っていたよりも記事が長くなってしまったので、1日目と2日目を前編後編と記事を分けました。
まずは旅行前に旅のしおりを作成。
筆者は埼玉在住なのですが、旅行に行く時は大体友人が付き添ってくれたり、
宿や交通関係の予約も取ってもらったりしていまして、。
ふと、「あれ?私何もしてない…?」「一人で関東出たことないような…?」と自分が不安になって来たので、人生初の関東脱出一人旅を計画。
行き当たりばったりだと迷子になる未来しか見えなかったので、
事前準備として場所や時間の確認・予約をしました。
どうせなら観光目的にしよう!と思って21世紀美術館で開催された「ジョジョ展(現在は終了しました)」と「妙立寺」へ行くことをメインにしようと計画。
でしたが、他にも魅力的な場所が計画中に沢山見つかったので結構予定が詰まった旅行になりました。
出発
朝6時台に東京駅発のはくたかに乗り金沢へ。
新幹線チケットの予約
自分は新幹線のチケット予約は往復のJRと宿泊がセットになった「セットプラン」を利用しました。
自分、埼玉県在住なので大宮から行けば新幹線代が安くなったのに、
「心の中にわずかながらにある東京への憧れ」や、
「新幹線に乗るには東京でしょ!」という謎の概念から東京発のチケットを取ってしまいました。これも社会勉強。
東京から埼玉へ移っていく景色も結構面白かったです。
GWだから混んでいるかと思いきや社内は結構空いてました。
久々にWORKMANを持ってきて音楽を聴く。(懐かしの曲ばかり)
金沢着
9時台には金沢駅に到着。
東京は晴れていたものの、金沢に到着したら雨が降っていました。
着いたらまずは鼓門(つづみもん)と、もてなしドームを撮影。
金沢にはこんなサービスがあります
金沢旅行はバスが楽
写真撮影後はバスのチケットの購入へ。
1日目は金沢に到着したら雨が降っていたことと、土地勘がまだつかめていなくて、スケジュールの時間に遅れたくないなあと思ったのでバスを利用することにしました。
北陸鉄道グループ路線バスでは、一部のエリアを除き、距離に応じて運賃が変化する「対キロ制」運賃となっております。(2022年5月時点)
中心部の観光地は運賃が200円になっています。
武蔵ヶ辻・近江町市場~南町・尾山神社~香林坊間は大人料金は100円。
主要な観光地を巡る「城下まち金沢周遊バス」のほか、
市内各地を走る「路線バス」に3回以上乗る予定があれば1日フリー乗車券を買った方がお得に観光できます。
販売場所は駅やサービスセンターなどで購入できます。WEBで購入も利用できます。
傘のレンタルもできます
「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉があるくらい、天気が変わりやすい金沢。
旅行の荷物に傘を忘れてしまっても大丈夫。
金沢には「傘の無料貸し出しサービス」があります。
忘れ物などの傘を再利用して、誰でも自由に借りられて自由に返せる傘を駅の観光案内所やお店、まちバスの車内の傘立てに置いておく取り組みです。
金沢駅構内の観光案内所や金沢中央観光案内所では、
長靴やWi-Fiの貸し出しも行なっているので、金沢に着いたら一度立ち寄ってみるといいかもしれません。
OWSONに行く
旅行に行った日は丁度、ジョジョの奇妙な冒険のイベントが沢山開催されていました。
そこで、駅近くの「ローソン 金沢駅金沢港口」が"LOWSON "から"OWSON"になっているとのとのことで見てきました。(実施期間は終了しました)
「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」〈金沢会場〉開催中の金沢で、コラボ施策実施中です。まずはこちらッ。
— ジョジョの奇妙な冒険 公式 (@araki_jojo) 2022年4月30日
☆OWSON
■実施期間
2022年4月29日(金・祝) 10:00
~ 5月28日(土) 20:00
■実施店舗
ローソン 金沢駅金沢港口店
石川県金沢市広岡1-902-2https://t.co/l49CbkmQ2S#jojo #ジョジョ pic.twitter.com/VA0DpgsCQZ
ジョジョ第4部の世界が現実に…!
こういう遊び心好き。
柳宗理記念デザイン研究所
ひとしきり写真を撮り、バスの乗車券も手に入れたのでようやくバスに乗り移動。
近江町市場で降りてぶらぶら歩きながら蓄音機館に向かいます。
先に蓄音機館へ行こうと思っていたのですが、隣に「柳宗理記念デザイン研究所」を発見。
工業、インダストリアルデザイナーの柳 宗理(やなぎ そうり)さんが手がけたデザイン(キッチン用品や家具)が見られる施設です。館内は無料で見られます。
作品や空間を通じて柳 宗理さんのデザインにおける考え・姿勢を知る常設展となっています。
キッチングッズや家具が、ショーケースとかではなく実際に使われるシーンでモデルルームのように配置・展示されていて、機能性や空間も含めて見ていて面白かったです。
自分の家にも欲しくなりました。
開所時間:午前9時30分から午後5時
休 館 日:毎週月曜(但し月曜が祝日のときは開所)
住所 : 石川県金沢市尾張町2丁目12−1。バス停金沢駅東口のりば 「尾張町」または「橋場町」下車徒歩3分
金沢蓄音器館
続いてお隣の金沢蓄音器館へ。
欧米や日本の蓄音器が展示されている施設です。
県外からの寄贈コレクションも含めて音の変遷を実際に耳で感じられるように公開されています。その数、約蓄音器540台、SPレコード約2万枚…!
実際に館内にあるレコードを蓄音器で聞くこともできます。
中でも良かったのが「蓄音器聴き比べ実演」
毎日3回、(11時、14時、16時)に館内で開催されています。
ここに来た時に11時からの蓄音器聞き比べ実演がちょうど始まる時間だったので参加しました。
館長さんの解説つきで、エジソンが開発した蝋管式モデルのお話からはじまって、
(蓄音器だけでなく、盤の方にも縦振動、横振動など変遷があるのが驚きでした)
世界の蓄音器を一つずつ、一曲ずつ聴き比べるのだけれど、想像よりも蓄音機の音が大きくて、聴いている場所やラッパ部分の向きで音が変わるのが面白いです。
また、館長さんのお話もとても素敵でした。
蓄音機の音を流す前に前口上のような説明をしていただけるのですが、
victorの犬の名前がニッパーということや、蓄音器を最初に作ったのはエジソンだが広めた人は別の人の話だとか、聞き入ってしまうような声・話し方がとても良かったです。
蓄音機のラッパ部分は材質が鉄、木、紙製。
紙なんてあるの!と意外に思いました。それぞれ音が違くて面白いです。私は紙製のラッパの蓄音機の音が好きでした。
時間の都合上、長居はできなかったのですが、また再び時間をたっぷり使って来たいと思う場所でした。
開館時間 : 10時~17時30分(入館は17時まで)
休館日 : 火曜日(祝日の場合は翌平日) 年末年始(12月29日~1月3日)
その他展示替えなどで休館することがあります。
住所 : 石川県金沢市尾張町2-11-21 。バス停金沢駅東口のりば 「尾張町」または「橋場町」下車徒歩3分
お昼ご飯に8番ラーメン
妙立寺に行く前に腹ごしらえ。バスに乗り片町まで移動。
8番ラーメンに行きました。
石川県、富山県、福井県など北陸を中心展開されているお店です。
第1号店が国道8号線沿いに建てられたことから「8番らーめん」と名付けられたみたいです。
この8番ラーメン、2.43という青春バレーボール小説(アニメ化もされました)で8番ラーメンが出てきて気になっていたのですが、石川にもあるとのことで、これは…!食べるしかない…!となり、行って来ました。
🦖福井あるある4コマ🦕
— 「2.43 清陰高校男子バレー部」TVアニメ公式🏐 (@243anime) 2021年2月23日
清陰高校男子バレー部メンバーが福井の、いろんな「あるある」をお届け✨
#6「8番ラーメンの不思議」
初心忘るべからず!!
「2.43 清陰高校男子バレー部」各局、配信サイトにて好評放送・配信中!https://t.co/we4Ox6zI3K#anime243 pic.twitter.com/4pLbQhAOYl
野菜ラーメン小 味噌
親しみをこめて「ハチバン」と呼ばれているらしいです。そしてラーメンの赤い「8」の字がはいった蒲鉾は通称「ハチカマ」。可愛い。
GW中は少し肌寒かったのですが野菜たっぷりラーメンで体が温まりました。
バス停「片町」より徒歩1分
妙立寺(みょうりゅうじ)
片町から歩いて妙立寺へ。
外観は二階建てだけれど内部は四階建て七層になっていて、しかも構造はきわめて頑強。中二階、中々二階など複雑な構造の中に、部屋数が二十三、階段が二十九もある。
しかも敵が攻めて来た時の"仕掛け"がある。
ということで、好奇心が刺激されて見に行きました。
日蓮宗のお寺で、忍者屋敷ではありません。忍者屋敷のような作りのお寺であることから「忍者寺」と呼ばれています。歴史を踏まえて建物の作りをご案内しており、忍者とは一切関係ありません。忍者体験をしたりショーをしたりするような施設ではありません。妙立寺HPより
忍者寺とよく聞きますが、忍者とは関係ないみたいですね。
館内の拝観には必ず電話で3日前から予約が必要です。
ガイドの人について行ってお寺内を見て回るのですが、案内をされていても、「今自分はどこにいるの…?」ってなったり「こことここが繋がっているのね!」ってなったり驚きと発見が面白いです。
図面どうなっているんだろう。建設中、作ってて分からなくならなかったのかな。。
自分の部屋も隠し部屋とか隠し扉とか、からくりが欲しくなりました。
住所 : 石川県金沢市野町1-2-12。バス停「広小路」「野町広小路」下車
館内拝観には事前に必ず電話で予約をしましょう。
神社仏閣カード
参拝前に時間が余ったので周りをうろうろ。
お寺前、左上に足跡マーク。自分の足を合わせがち。
こんな気になる張り紙もありました。
とても気になる。
謎のカード。
「神社仏閣カード」とは・・・
各神社仏閣を参拝することで授与頂ける、手のひらサイズのカードです。
それぞれの神社仏閣のご利益や、境内の見どころ・ポイント、創建年等が記載されており、
参拝の記念や、巡礼目的として、巡って、知って、集められる楽しいカードになります。
昨今、神社仏閣離れという課題も取りざたされています。
本カードの授与料の一部は、その神社仏閣の維持として活用いただけると同時に、
神社仏閣を「巡る」・「知る」・「集める」ことで、神社仏閣へ興味を持って頂きたいという想いと、ちょっとした貢献に繋げていただくことを願って作られたカードになります。
カードは、各神社仏閣で、各3種類ずつの絵柄があります。
カードは、それよりひとまわり大きい厚紙の封に封入されているため、
どれが入っているかは、授与後までわからなくなっております。
一定割合で、各神社仏閣の仏像や、貴重なシーンなどのレアカードが当たる可能性もあります。
マンホールカードは聞いたことがありましたが、神社仏閣カードは初めて知りました。
御朱印帳よりも、神社仏閣カードの方が情報量があるので集めるのが楽しそう。
カード目的の旅行も面白そうですね。
宝勝寺カフェ
妙立寺をでて少し休憩をしたくなったので、近くにあったお寺のカフェへ(通称寺カフェ)。
お寺併設のカフェではなく、本堂の一角に喫茶室が設けられています。
抹茶とお菓子のセットで休憩。
お寺の匂いと落ち着いた空間で体が休まりました。
お茶・コーヒーのほか甘味や軽食がいただけます。
住所 : 石川県金沢市寺町5丁目5−76
妙立寺様から徒歩2分、バス停「広小路」です
西茶屋街
その後は西茶屋街へ移動。
妙立寺からも歩いて5分くらいで着きます。
忍者武器ミュージアム
「忍者武器ミュージアム」という場所を発見。
1階が忍者を模したグッズの販売や手裏剣投げ体験が行われていました。
自分は1階までしか見ていないのですが、2階は手裏剣や鎖武器などの展示スペースになっているみたいです。
住所 : 石川県金沢市野町2-26-1
広小路バス停から徒歩5分
西茶屋資料館
出格子が美しい2階建ての茶屋建築の中に入れます。入館は無料。
大正期の作家・島田清次郎が過ごしたお茶屋「吉米楼」の跡地に建てられています。
漆塗りの装飾品など、当時の雰囲気が感じられる高級感漂うお茶屋の様子が再現されています。
石川県金沢市野町2-25-18
広小路バス停から徒歩約3分
夕飯はターバンカレー
西茶屋街を出たあたりでちょうど夕方に。散策がてら徒歩で来た道を戻ります。
一旦ホテルにチェックインしてから夕飯の旅に出ました。
夕飯は"金沢おでん"が食べたいなあと思っていましたが、お店が休業日だったり、予約のお客様でいっぱいだったり、開店待ちの列が長くて挫折したり。。
ご飯屋さんも予約をしておけば良かったなあと反省。
おでんはまた再挑戦したいと思います。
気持ちを切り替えて散策。
「金沢カレー」という言葉があるのでカレーも金沢グルメらしい。
金沢カレーの特徴は
- 黒に近い深い色のカレーでドロっとしたテクスチャーである
- ステンレス製の舟形皿に盛りつけられる
- フォーク(もしくは先割れスプーン)で食べる
- 一般的なカツカレーと違って、カレーの上にカツがのせられ、ソースが掛かる
- 千切りキャベツが添えられている
- ※なお、すべての店舗が上記の特徴を満たしているわけではない。
ちゃんと定義があるんですね。しかも意外と多い 笑
"チキンカツカレーの中"にしました。
黒色のカレーって食べたことなかったのですが、カツのソースとルーが意外にも合ってスパイシーな味が美味しい。
予定は変更になったものの、カウンター席があったので一人でも入りやすかったです。
ターバンカレー 総本店
住所 : 石川県金沢市広坂1丁目1−48 ウナシンビル 1F
バス停「香林坊」下車徒歩3分
兼六園
腹ごしらえもしたので夜も観光しますよ。
兼六園で夜のライトアップを行なっていたので見に行きました。
自分が行ったのは下記のスケジュール
日 程 | 2022年4月28日(木)~5月8日(日) |
---|---|
時 間 | 19:00~20:45 ※21:00閉園 |
入園料 | 無料 |
季節毎に定期的にライトアップを行なっているようです。
兼六園とは?
特別名勝兼六園は、岡山の後楽園、水戸の偕楽園と共に「日本三名園」の一つと称される、江戸時代の代表的な林泉廻遊式庭園です。
現在兼六園の住所は「金沢市兼六町」ですが、「兼六園」という名称は元々土地の名前から付けられたのではありません。「六つを兼ねる園」という意味からそう名付けられたのですが、この「六つ」とは何でしょうか。
その意味は、「広々としていれば(宏大)静かな奥深さはなく(幽邃)、人工的であれば(人力)古びた趣は少なくなる(蒼古)。また池や曲水や滝が多ければ(水泉)、遠くは眺められない(眺望)。つまりそれぞれ相反する六つの景観(六勝)を兼ね備えているのは『湖園』だけである」ということです。
そしてまさに兼六園がそうであるという理由で名付けられました。
兼六園を散策する時は、この六勝を意識してご覧になると、その素晴らしさがより一層伝わることでしょう。
その池や曲水や滝や景観を見ようと思ったのですが、
自分が撮った写真では全然表現しきれなかった。。
兼六園まわりは意外と高低差があるからか、遠くに見える街並みの夜景が綺麗でした。
夜は夜で趣があっていいですね。
金沢城も同じくライトアップを行われてました。
街を徘徊しつつ宿に向かいます。
ホテルパシフィック金沢に宿泊
沢山歩くことが想定されていた金沢旅行。
ホテルパシフィック金沢は近江町市場や金沢城、兼六園にすぐに徒歩で行けるほど立地が良いです。
歩きつかれても体力が0になる前にホテルに到着できます。笑
1階はカフェ&バーになっていて宿泊者以外の人も利用できます。
おしゃれ!
ビジネスホテルをリノベーションしたプチホテル。客室は白と木目を基調としたモダンなシンプルで落ち着いた空間です。観葉植物がぶら下がっていて癒されます。
自分が宿泊したのはシングルルーム。
1泊約4000円〜宿泊できます。(※時期によって価格が変わります)
机横の小さなトートバッグにはドライヤーが入っています。
机上の小さな棚には金沢を紹介した本が置かれていました。
お風呂は部屋備え付けのユニットバスがあります。シャンプーリンスーはボディーソープは備え付けられています。加湿器、Wi-Fi、ミニ冷蔵庫、ポット、歯ブラシもありました。
玄関ドアは22時~翌朝7時まではオートロックがかかります。
チェックイン時に入口の鍵と部屋の鍵が渡されて、出入りは自由でした。
廊下のエレベーター近くには雑誌やフリーマガジンもありました。
部屋で過ごす暇つぶしになるので本が置いてあって嬉しかったです。
コンパクトながらもシンプルな空間で癒され落ち着きます。一人で宿泊する分にはとても満足なホテルです。
記事が長くなってしまったので前後編にして、一旦ここで終わりにします。
2日目は
へ、行きました。
後編もお楽しみに!